『サプライズ』73点
【物語】★★★☆☆
【演技】★★★☆☆
【映像】★★★☆☆
《合計評価》73点
73点である。
ただし75点満点の73点だ。
高評価と言って差し支えない。
基本的には『13日の金曜日』のような、スプラッター映画である。
(ウェス・クレイブンの『スクリーム』に近いか)
森の中の山荘で、集まった10人が、正体不明の犯人に次々と殺される。
誰が、なんの目的で、そんなことをするのか。
皆目見当がつかないまま、一人、また一人、殺されていく。
ホラー映画によくあるパターンだ。
見るからに低予算映画で、無名の役者ばかり。
でも、ストーリー展開がなかなか秀逸。
(「ストーリー」が秀逸なのではなく、「ストーリー展開」が秀逸)
単純な殺人鬼ものかと思いきや、テンポよく、ひねりの効いた展開になる。
演出もなかなか上手。
キビキビと画像(絵)が動き、飽きさせない。
また、スプラッター度合いも適度で、残酷だけど、エグすぎない頃合い。
単なるグロ趣味全開の映画ではない。
この手の映画は残念ながら100点とか90点とかはとれない。
満点でも80点〜70点がいいところ。
だから今回は75点満点とした。
そのなかで73点、というのは、
俺的には「B級映画かくあるべし」という映画だと判断してのことだ。