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ゼロ号試写室

映画やDVDの感想。たまに初音ミク&仕事の雑感他。

『ラッシュ/プライドと友情』77点

rush.gaga.ne.jp

【物語】★★★★☆

【演技】★★★☆☆

【映像】★★★☆☆

《総合評価》77点

 

特筆して「ここがすごい!」という点はないが、

全体的によくできた作品で、観ていて心地よい。

さすがロン・ハワード監督。

 

物語はF1で互いにしのぎを削る、

ジェームズ・ハントニキ・ラウダの物語。

ブログ主はF1の知識はほぼ皆無だが、

それが奏功してか、レース結果を知らないので、

最後までハラハラと二人の勝負の行く末を楽しむことができた。

おそらく結果を知っていても、

それはそれで「あの時、こんなことがあったのか」と楽しめるだろう。

 

F1好きにはおそらく既知の事実なのだろうが、

ハントとラウダの性格が正反対なのも面白い。

ハントは攻撃的かつ野生的なドライビングの天才で私生活も自由奔放。

ラウダは計算づくしのドライビングの秀才で、私生活は真面目で地味。

無名の頃からお互いを知っていて、そして互いに「いけすかないやつ」と

思い続けていたが、よく考えてみると、よきライバルであることに違いが気付く。

(言葉にはしないが)

このあたりの、勝負に生きる男の自尊心と、友情が、本作の見どころ。

 

レースのシーンは、実は本作の見どころではない。

迫力ある映像が映し出されるが、わりと短くまとめられている。

(非常に見応えがあることを付記しておく)

それは、本作がレースシーンを見せたい映画ではなく、

二人の男の生き様と交錯点を見せたかったからだろう。

そして、そのことに本作は成功している。

 

男性には特にお勧めできる映画だ。